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建具表示の詳細レベル設定を活用してみましょう

ArchiCAD18バージョンでは建具表示の詳細レベルが3通りあります。
 
 
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そして表示を設定する方法も3通りあります。
まずは建具の設定ウィンドウを開き、カスタム設定>平面設定>「詳細」を確認します。

  • MVOに依存
  • スケール対応
  • 個別

それでは順にみていきましょう。
 
・MVOに依存
ArchiCAD18から突然「MVO」をいう略称が登場して戸惑った方もいらっしゃるかもしれません。
MVOとはModel View Option=モデル表示オプションの略称になります。
 
以前はスケールに連動して表示を切り替える、またはスケールと切り離して個別に設定、のどちらかでしたが、ArchiCAD18からはモデル表示オプションで設定してビューに保存ということができるようになりました。
 
ドアの設定ウィンドウを開き、カスタム設定>平面設定>詳細のドロップダウンリストから「MVOに依存」を選択した場合は、建具の設定はモデル表示オプションでの設定に依存します。
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ではモデル表示オプションを開いてみましょう。ドキュメント>モデル表示>モデル表示オプションをクリックします。
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ドア/窓の詳細レベル(ArchiCAD 18 JPNライブラリ)を開くと、そこにはドア/窓の表示オプションという項目があり、ここでドア/窓表示の詳細レベルが設定できます。
【詳細レベル:高】
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【詳細レベル:中】
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【詳細レベル:低】
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・スケールに対応
次に「スケール対応」に設定した場合、建具/ドアの詳細レベルがスケール設定と連動します。こちらはArchiCAD17までと同じ機能です。
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1:50
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・個別
最後に「個別」に設定した場合、他の何とも連動せず現在配置しようとしている、または選択してるドアの詳細レベルがこちらで設定できます。こちらもArchiCAD17で「スケールに連動」設定を外した場合と同じ動きです。
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機能の増えた建具詳細レベル設定をぜひご活用ください!

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