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地上と空撮での点群データの使い分+点群データの回転について

事前検討のためにドローンの空撮を用いて点群データを良く作成します。

ドローンで点群データを作成する際は、広範囲を短時間で作成出来るため、とても重宝してます。
ただ、ドローンは真上からの撮影の為、木の下などはどうしても点群が欠けてしまいます。

そんな時にiPadのLiDAR機能を使った「pronoPointsScan」で補完しています。

ドローンでは取得できなかった部分の点群を補完出来ています。
ドローンでざっくり撮って、現場調査の際にチョロっとiPadで点群作成をしておくことでよりわかりやすい現場状況の点群が作成出来ますね。

かなり細かい点群データが必要な際は測量機器等を用いるかと思いますが、
それ以外の場合は、用途に合わせて色々な点群データの取得方法が使い分けできます。

余談ではありますが、取得した点群データ同士が傾いていて、調整したい場合
点群で取り込んだモデル、実は回転可能です。

回転させたい点群データを選択した状態で「Shift」+「Ctrl」+「O」
パラメータースクリプト内の「hideparameter all “A”, “B”, “ZZYZX”」を消して無効にします。

パラメーターの赤枠内を[新規作成]ボタンを押して、画像を参考に3つ追加
変数「_X」「_Y」「_Z」 、それぞれタイプは角度に設定

3Dスクリプトの下記構文を追加

rotx _X
roty _Y
rotz _Z

あとは「名前をつけて保存」でオブジェクトを保存。
オブジェクトの設定画面に「▶」が追加されてると思います。

ただ、点群は座標データの塊です。
本来は回転できないようになっているものを回転させるため、ご注意下さい。

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施工検討を主な目的として利用しています。

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