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CINEMA4Dとの連携で自由な形状を作成

 
 
 
 
ArchiCADはCGソフトであるCINEMA4Dと連携することで自由な形状を作成したり、ArchiCADで作成した形状を変形させることが出来ます。
今回は下絵のようなツイスト状の柱を作成してみましょう。
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この作業に必要な環境
・CINEMA4D
・CINEMA4Dアドオン
※HPよりダウンロードしてArchiCADへインストールしておく(アドオンのインストール
 
1.ArchiCADで柱を入力し、3Dウィンドウを表示して、入力した柱を選択します。
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2.「デザイン」-「デザイン補助」-[CINEMA 4D Exchange」-「選択した要素をCINEMA4Dで編集」を選択します。
3.自動的にCINEMA4Dが起動し、ArchiCADから3Dデータが自動的にインポートされます。
4.CINEMA4Dで自由に形状を変更することができますが、今回はツイストという形状を変更させる機能を利用して柱を捻ってみようと思います。
 
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5.まず下準備として柱を細かい面に細分化します。
柱を選択し、「メッシュ」-「コマンド」-「細分化」を選択し、面を細分化します。
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6.「作成」-「デフォーマ」-「ツイスト」を選択します。
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7.ツイストのアイコンを柱の下階層へ移動し、「ツイストデフォーマ」メニューの「親に合わせる」ボタンをおします。
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8.「ツイストデフォーマ」の角度を入力します。
9.形状が作成できましたので、これをArchiCADに戻したいと思います。
「ファイル」-「ArchiCADに送る」を選択します。
10.ArchiCADへ切り替えるとCINEMA4Dから送られてきたデータをオブジェクトとして保存する為に名称を決めるメニューが表示されますので名前を付けて保存します。
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11.ここまでの操作で先ほど入力された柱が変更されたと思います。
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CINEMA4Dは映画等でキャラクターなどのCGを作成する為に使用されている為にArchiCADと比べ、自由な形状を作成することができます。
単純な形状の壁や柱などを入力するのにはArchiCADの方が有利ですが、自由曲面などのArchiCADが苦手とするような形状を作成したい場合には、ここで示したようなCINEMA4Dとの連携で作成するのは有効な手段となります。
 
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