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複合構造壁の分解について

複合構造壁について、分解して開口部を残したまま、躯体、内装、外装に分けられる方法となります。
(所要時間5分程度)

Step.1
分解したいARCHICADデータをifcデータで保存します。 このときの変換設定は「正確な形状エクスポート」にしてください。

Step2
保存したifcデータを普通にARCHICADで取り込みます。
(平面図から ファイル(F)→相互運用→結合 等) 取り込まれたモデルのレイヤーロックグループ化を解除します 。

以上で完了です!
開口部を維持したまま、それぞれの部材を動かせるようになっているかと思います。

分解された壁について
IDは元の複合壁に準ずる形になっていると思います。

今回は比較のために同じPLNファイル内にifcデータも取り込んでいますが、用途に応じて別ファイルとすると良いかと思います。

※注意点※
ifcデータで取り込むと壁や開口部が「オブジェクト」となるため、壁としての通常の編集作業は不可となります。
また、図面表現も変わってしまうため注意が必要です。

活用方法として、設計から頂いたBIMモデルの複合壁の躯体だけを残し、事前検討やステップ図としての運用が出来るのではないでしょうか。

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ArchiCAD使用:2018~
施工検討を主な目的として利用しています。

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