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梁ラベルを良い位置に一括配置する

「選択された要素にラベルを配置」を使うと、要素にまとめてラベルを配置することが出来ます。
<参考>GRAPHISOFT-ナレッジセンター-ラベルを一括で入力したい

これを梁に使用すると

このように一括で配置されます。

梁幅がこのくらい(300mm)だとちょうど良い位置にラベルが配置されますが、例えば基礎梁などで梁幅が大きい場合

このように梁のラインにラベルがかぶってしまう場合があります。

これをラベルのGDLスクリプトをいじることで

このように、梁面からの距離を一定に「良い位置に」配置できます。
(GDLの知識がなくても出来ます!)

作成方法

配置した「梁ラベル 02」を選択して、ファイル > ライブラリとオブジェクト > オブジェクトを開く を選択します。

GDLの設定画面が開くので左側の「マスタ」を開きます。

call “labelGeneralJPN_m” parameters all iCallerLabel = 2 ! CALLER_BEAM_LABEL2
と書いてあるウィンドウが開きますので、その上に下記の文章をコピー&ペーストします。

if GLOB_ELEM_TYPE = 12 then
offsetFromAnchor[1][2] = BEAM_THICKNESS/2 + 100/1000
else:if GLOB_ELEM_TYPE = 5 then
offsetFromAnchor[1][2] = WALL_THICKNESS/2 + 100/1000
endif:endif
parameters offsetFromAnchor[1][2] = offsetFromAnchor[1][2]

ファイル > 名前をつけて保存 で任意の名前をつけて保存します。

平面図ウィンドウに移り、配置済みの梁ラベルを選択して、上で保存したラベルに変更します。

すると、梁面からの間隔が一定の位置にラベルが配置されます。

他のプロジェクトで一括配置するときには、今回作った「梁ラベル 02B」を選択しておけば、最初から良い位置に配置されます。

注意事項

「原点からの距離:Y方向」の数値は変更できなくなっています。
ラベル位置を微調整する際はラベルそのものを移動しましょう。

読まなくても良い解説

「選択された要素にラベルを配置」機能は要素の中央が基準点としてラベルを配置するようです。
梁の真上に表示されないのは 「原点からの距離:Y方向」 の分だけラベル内部でオフセットされているからです。

今回紹介した方法はこの数値をスクリプトで梁幅の1/2 + 100mmで上書きしています。
BEAM_THICKNESS/2 + 100/1000

GDL上では長さはmmでは無くm単位なので1/1000しています。
こちらを50/1000にすれば50mmオフセットした位置になります。

以上、図面の見栄えをちょっと良くして、手間をちょっと無くす手段の紹介でした。

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